まだ近江八幡道場を開講させていただく前の話なので15年前くらいになります。
大阪から滋賀県に移り住んで、住み込みで働いていた時に事務所で寝泊まりをしていたのですが、そのガレージにこのようにサンドバックを吊るしてもらってここで毎日稽古をしていました。
今は廃材置きになっているのですが当時は裸電球ひとつで何も置いていませんでした。
毎日地面をほうきで掃除して(砂埃ですぐに汚れてしまうのですが)サーキットトレーニングやサンドバック稽古をしていました。
夏も暑いのですが冬がとにかく寒かったです(笑)
今の愛知川道場の前の道を川沿いに307(306だったかな)号線まで走り込みをしたり、こちらに知り合いもいなかったのでとにかく稽古ができそうな所を見つけては鍛えることばかり考えていました。
週に1回は高速道路に乗るお金がなかったので片道3時間近くかけて運転して大阪の太子橋道場まで行ってスパーリングをたくさんしてまた同じ時間をかけて帰ったり(笑)
もちろん父や家族の協力があってできたことなのですが、大阪の空手仲間と離れてからも空手はどこでも稽古ができるという考えで続けていたように思います。
前蹴りの蹴り込みをしていてバックが破れたので、トラックで使うシートの穴あき補修テープで父が修理してくれたのですがここを叩いて蹴るとめちゃくちゃ痛いです(笑)
皮膚の感覚が慣れるまでは叫びながら蹴っていましたね(笑)
この頃と比べると今は稽古をする仲間や、一緒に大好きな空手をしてくれる人がたくさんいて環境は本当に良くなりました。
しかしこのサンドバックを見るとその時の記憶が蘇ってやる気が出てくる感覚になります。
ここが滋賀で自分の空手を始めた原点です。
これからも精進してまだまだ頑張ります。